ドラクエ3イベントの超高難度クエスト・追憶の賢者を無課金クリアすることができたので、攻略動画を交えながら解説します。4戦あり武器選択が難しいためガッツリ検証した弱点&耐性をもとにおすすめ武器も紹介しています。
概要
1戦目カンダタ→2戦目やまたのおろち→3戦目バラモス&バラモスブロス→4戦目ゾーマという過酷な4連戦です。
上の画像では危険なポイントをざっくりまとめました。
パーティ構成はメイン火力のバトマス、サブ火力の魔法戦士orレンジャー、回復役2人が主流です。
1戦目:カンダタ攻略
クリア動画のカンダタ編です。元から倍速再生でアップしたので下の解説を読んでからザッと見れば感覚が掴めると思います。
痛恨400×2回が確定行動で1戦目から容赦ない被ダメが襲いかかります。
ただ「カンダタが1番強かった」という声もよく聞くので、初見カンダタに壊滅させられても心折れないで欲しいです。
カンダタのHPが50%?を切ると全体休み付与攻撃をしてくるため、後半は守りの盾があると安全に戦えます。
【対策】
- 攻撃力を下げる
▼やいばくだき:バトマス
▼カンダタインパクト:カンダタトマホーク - 攻撃を弾く
▼ビッグシールド:盾スキル - こぶんのバイキルトを封印
▼マホトーン
りゅうおうのこころ
マジカルハットのこころ
ボルケーノウィップ
りゅうおうのつえ - 影縛り
▼レンジャー固有スキル - 眠り
▼ねむり打ち
ボルケーノウィップ
コドラウィップ - 混乱
▼メダパニ
おどるほうせきのこころ
きめんどうしのこころ
2戦目:やまたのおろち
クリア動画のやまたのおろち編です。元から倍速再生でアップしたので下の解説を読んでからザッと見れば感覚が掴めると思います。
個人的には1番キツいボスでした。火力が高い炎ブレス2回、おたけびで休みにされる。
強さの理由はこれら2つで対策もレンジャーでフバーハをかける&守りの盾とシンプルです。
回復役が休んでしまって大ピンチに
しかしフバーハと守りの盾、2つのバフを維持しながら回復を回し続けるのが非常に難しい。
レンジャーの影縛りや眠りといった絡め手を入れることで楽になるボスです。
【対策】
- ブレス対策
▼フバーハ
レンジャー職業スキル - 休み対策
▼守りの盾
盾スキル - 影縛り
▼レンジャー固有スキル - 眠り
▼ねむり打ち
ボルケーノウィップ
コドラウィップ - 混乱
▼メダパニ
おどるほうせきのこころ
きめんどうしのこころ
3戦目:バラモス&バラモスブロス攻略
クリア動画のバラモス&バラモスブロス編です。元から倍速再生でアップしたので下の解説を読んでからザッと見れば感覚が掴めると思います。
こちらも「ゾーマより強かった」という声が多い兄弟。
イオラ→イオラというこれまたシンプルながら痛い行動パターンが基本で「回復量>被ダメ」の構図を作っていなければジリ貧になって負けます。
これが行動パターンの一覧です。被ダメは全く耐性を取っていない場合の数字となります。
特にゾーマ戦を意識してヒャド耐性を取っていた初見組はイオ耐性が足りなかった点が「ゾーマより強かった」という感想に繋がっているように思います。
イオ耐性を取ってもこんなピンチがデフォルト
イオ耐性を回復役は20%以上取って挑んだため、個人的には4戦中もっとも楽なボスでした。
ザオラルを使うバラモスブロス(右の顔色が悪い方)から倒す必要があり、そのブロスがデイン30%耐性を持つことから王者剣で挑んだ人を苦しませた点も強いという印象に影響していると思います。
バラモスは混乱、バラモスブロスは麻痺という厄介な状態異常を使ってきますが、守りの盾をキープする余裕はありません。
そのため食らってしまった場合はアタッカーが天使の鈴(混乱)・まんげつそう(麻痺)を使い、道具回復で対処という流れが良いと思います。
【対策】
- 倒す順番
ザオラルを使うバラモスブロス(右)を優先 - ダメージソース
▼はやぶさ斬り
※王者剣はギガソードの方が
与ダメ大きい場合あり
▼毒
バラモスブロス(右):1,000
バラモス(左):550 - イオ耐性
以下のまとめ画像参照
4戦目:ゾーマ攻略
クリア動画のゾーマ編です。元から倍速再生でアップしたので下の解説を読んでからザッと見れば感覚が掴めると思います。
この画像のように開幕のサイコキャノン530がサプライズですが、ガードから入れば耐えられないこともないダメージです。
ここが騒がれすぎていますがゾーマ戦の本質は①HPによって変化する行動パターンの理解、そして②終盤のサイコ→死絶の美学を受けられる耐性の確保。これら2つにあると思います。
①行動パターンの理解
いつもお世話になっているみるきぃさんの行動パターン分析がこちらです。
HP60%,40%,20%がトリガーで行動パターンが変化します。
ただ基本は、
①緩い:波動・マヌーサ・マヒャド等
②激しい:マヒャド・死絶の美学・弱サイコ等
③激しい:マヒャド・死絶の美学・弱サイコ等
④緩い:波動・マヌーサ・マヒャド等
⑤激しい:マヒャド・死絶の美学・弱サイコ等
⑥セリフ→魔力集中
⑦強サイコ
このパターンがテンプレートだと理解するところがスタートです。
各攻撃の被ダメ一覧はこちらになります。
次のターンの攻撃が何なのかを考えて攻撃役も回復にまわるのか?それとも聖水でMP回復をするのか?など判断をしていくのがポイントです。
②終盤のサイコ→死絶の美学を受けられる耐性の確保
フルアリアハンで、
・死絶の美学:単体180×6発
・弱サイコキャノン:全体190
確定ではないですが高頻度でこのパターンの大ダメージを「②③⑤ターン目」に受けます。
結局のところ耐性を取る!守備力をあげる!に尽きる、身もふたもない話になるのですが…
耐性が足りない場合「回復量<被ダメ」の構図になり負けます。
そのため、世界樹の雫を惜しまず使って「回復量>被ダメ」へと無理やり書き換えましょう。
「耐性取りましょうって言われてもどれくらい取れば良いかわからない」という声をよく聞くので、被ダメ計算機を作ってみました。
①ヒャド耐性 ②イオ耐性 ③全属性耐性 ④ブレス耐性 ⑤呪文耐性 ⑥バラモス耐性 ⑦ゾーマ耐性
この7つを入力するとバラモス・ゾーマの全攻撃被ダメを出してくれます。
今考えている構成で手持ちのパーティの「回復は間に合うのか?」「間に合わないのか?」をサッと把握できます。
入力する項目多く感じるかもしれませんが、耐性持っている装備やこころも一緒に書いてあるので、初見でも2分ほどで終わると思います。
手計算すると数倍時間かかるのでぜひ使ってみてください!
防具に関してはゾーマ耐性を持つピックアップ装備の上、もしくはアリアハン一式で固めるのが良いです。
ただし回復役に関しては2戦目のやまたのおろち戦で守りの盾がないと詰むので、盾だけ変更を強く勧めます。
ヒャド耐性に関しては防具はアリアハンで良いので、こころをメインに倉庫とにらめっこしましょう。
そのほかの攻略ポイント
MP問題
人によっては1時間を超える長期戦のため、MP回復をどうするか考える必要があります。
まずメガモンで貯めた「まほうのせいすい」ブッパは覚悟しましょう。
そして幻惑対策を不撓不屈ではなくきあいためで行う(王者剣はデフォであり他はサイおとこを入れる)。
自動MP回復効果のある「りゅうおうのこころ」「ひとつめピエロのこころ」を魔法戦士に組み込みMPパサーで補填していく。
こういった小さな工夫が戦闘を安定させることに繋がります。
それでは全ボスの攻略を防御面に重点を置いて見終わったので、最後に攻撃面について解説します。
弱点&耐性
カンダタ以外強敵・メガモンスター時の弱点倍率になります。ただカンダタは強敵時と全く同じ弱点倍率だったため恐らく変化がないと思われ、実用上こちらを参考にして頂いて問題ないです。
ピックアップ武器のデインそしてジバリアが接待されていることがわかります。
そしてドラクエ4イベント以降、大量に登場したメラ武器も全て等倍で通るため有効な属性です。
それでは各属性の解説を書いていきます。
デイン
王者の剣・ラーミアのつえ・らいじんのやり・ロトのつるぎ・アリアハンの剣
3戦目バラモスブロス以外「30%弱点」のため、今回の高難度で最優先で採用したい武器です。
3戦目はザオラルを使うバラモスブロスを優先して倒す必要があり、そのブロスがデイン耐性持ちという嫌らしい設定。
こころ次第では王者剣の場合、ギガソード>はやぶさ斬りである点に注意が必要です。
ジバリア
カンダタトマホーク
しれっと全ボス30%弱点という優遇された属性です。
まともに使えるのがカンダタトマホークのみなのは残念な点…
ただ、持っていれば1戦目のカンダタでは「カンダタインパクト」で攻撃力を下げて安全に戦うことができ、3戦目も全体攻撃で削るスピードを上げることができます。
レンジャーで使う武器であることからフバーハや影縛りといったサポートも可能なので、今回もっとも活躍する武器に思えます。
そして現在気になっているのはレンジャーの職業スキル「ジバリカ」で、一貫してジバリア30%弱点であるため攻撃魔力を盛ったレンジャーを採用すれば実用的なダメージソースとなり得るのではないでしょうか?
3戦目は毒攻めが有効なためレンジャーの職業スキル「ヴァイパーファング」で毒を入れて、スリップダメージで削り落とす戦いも有効に思えます。
メラ
書聖のつえ・天空のつるぎ・ボルケーノウィップ・デスピサロの牙
シンプルに基礎ダメージが高いのがメラ属性の武器たちです。
とくにゾーマのこころで更なる火力アップを果たしたメラゾーマ(書聖杖)は取り扱いやすさで言えばNo.1だと思います。
竜王&ピエロの自動MP回復セットを仕込めばひたすらメラゾーマを打ち続けることができます。
幻惑も無視して打ち続けられる点も魅力の1つです。
シンプルに強い天空剣はさらっと飛ばすとボルケーノウィップも非常に良い武器だと言えます。
みるきぃさんのツイートに魅力のすべてがまとまっております…
ドルマ
冥獣のツメ・りゅうおうのつえ・常闇のやり
自分がいちばん好きな属性のドルマも使えると考えています。まあこれしか揃ってないからなんですけどね。
カンダタ30%耐性→おろち15%弱点→バラモス&バラモスブロス15%弱点→ゾーマ45耐性
冥獣のツメであればサブ火力のレンジャーで採用して1戦目は超真空蹴り(バギ15%弱点)で火力&影縛りのサポートを兼ねることができます。
15%弱点の2戦目・3戦目は当然メイン火力として戦います。
4戦目のゾーマは45%耐性とサッパリだめですが、ゾーマ戦は火力1人で削り・1人聖水投げMP回復・2人回復と役割が分かれており冥獣爪が殴る必要は全くないです。
このように各ステージによってアタッカーを切り替えて戦うのは、個人的にわくわくする高難度だと思っています。
竜王杖であれば1戦目はマホトーンで動きを封じながら魔法戦士の職業スキル「バイシオン」でバトマスの火力をサポート。
2戦目・3戦目はメインのアタッカーに交代。
4戦目はMPパサーやバイシオンなどサポートに徹する。
クリア動画のパーティではこのような役割を持たせたMVPです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
非常によくできた高難度クエストなので今後も検証して攻略のハードルを下げていきたいと思います!